同 窓 会 だ よ り
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被災地生活支援活動報告
 同窓生の皆さまから寄せられた義援金をどこに送るか検討していた時に、塩釜教会牧師夫人の山田みちえさんにお目にかかりました。直接支援をしたいと相談をすると、現地の民生委員の方に連絡を取ってくださり、浦戸の離島185世帯に洗剤を配布することが決まりました。
 10月15日夜、新幹線で仙台に行き、仙石線で塩釜に入りました。翌日は塩釜教会・地区会堂で主日礼拝を守り、午後、船で最初の訪問地寒風沢に向かいました。
島には桟橋もありません。津波で流されてしまいました。全壊、半壊の家が目に入ってきます。
軽トラックの荷台に乗って島を巡ると、砂浜にはコンテナ、船などの瓦礫が流れついています。
海も空も青く、白い砂浜が続く景色が美しいほど、似つかわしくない荒涼とした光景に心が痛みました。
 翌日、桂島と野々島に渡りました。全世帯を回ることはできませんので、代表して民生委員さんのお宅にあいさつに伺いましたが、野々島の仮設住宅の方には直接手渡しすることができました。
ニュービーズ(1kg)二箱とお手紙をお渡しすると、「遠くからよく来てくれたね」「洗剤は重たいから、うれしい」「二箱もいいの。ありがとう」と笑顔になり、喜んでくださいます。「頑張ってください」とは言えません。もうこれ以上頑張れなくていいと思うほど、みな頑張っています。

 「これから寒くなるからお身体気をつけてくださいね。また来ますね」と声をかけるしかなく、自分の無力さを感じました。
 菜の花畑を通る散策の道、海水浴や、釣りに最適の観光の島が復興できるのはいつでしょうか。軽トラックの荷台から海をみながら、主イエスのケア-3Pを思い出しました。第1のPはPronto=即効 必要なときに間髪入れずに行うこと。第2のPはPractical= 具体的なものが提供されるということ。3つ目のPはPersonal= 個人的なこと。この3つのPを大切にし、私は、たとえ小さな事柄でもいいから、実際的に行うことができるようにしたいと思いました。自分にできる何かは、きっと使命として与えられています。それに気づいた人たちは、共に立ち上がれる!きっとできる!
 塩竃の塩や物産を買うことで、地元の経済復興の支援になればと、帰る船の中で私たちは希望をもってひとつのプロジェクトを考えつきました。その名も「地の塩・海の塩 プロジェクト」
闇の中で輝く小さな光ですが、復興の光となりますように祈りつつ帰路につきました。
同窓会長 荒井 寿実(第8期)
被災地復興支援活動報告
東日本大震災福島第一原発事故警戒区域に指定された原発より3キロ離れたところにあった熊小学校と5キロ離れたところにあった大野小学校の子供たちが学ぶ、避難先の小学校図書室に本棚を贈る活動をしています。この地区は原発事故以降7ヶ月経過した今もなお、自分の町へ、自宅に荷物を取りに戻る事すらままならない状態だそうです。
被爆から逃れるために、故郷より150キロはなれた廃校となって使用されていなかった、会津若松河東町の小学校を借り受けて、この二つの小学校の生徒が4月下旬より学びをスタートしています。 避難先の小学校の図書館には本棚も無く、各地から支援された本はダンボールに入れられたまま図書室で使用しているとのことです。
先の見えないなか、今の環境を事故前の状態に近づけて生活を送りたい・・・と願う皆さんの声に応え、図書室に本棚を贈る活動をスタートしました。小学生の背の高さの本棚は市販のものというわけに行かず、子供たちの背の高さにあわせた設計、小回りの効く大きさということを考慮し、なおかつコストについてもできるだけコンパクトに出来ないか、日々奔走しております。
震災直後より各避難所・仮設住宅などへの生活支援も行ってまいりました。
○ 宮城県 気仙沼高校避難所・南三陸・石巻大原対策本部・名取市  各避難所・仮設住宅
○ 岩手県(8月支援終了) 大船渡市役所 保健福祉課・釜石市災害対策課大槌町災害対策課・教育課
こちらのほうは復興に向け、一段落をしました。 しかし、東北地方の方々には厳しい季節を迎えることもあり、新たの支援も必要になるかもしれません。  今後とも、ご支援・ご協力をお願いいたします。

 小学校より横浜開港祭に出展されたモザイクアートを避難先で学ぶ子供たちの小学校に寄贈してくださるお話をいただきました。また、本棚の設置にもご賛同を頂き、義捐金も合わせてお預かりし、おとどけしてまいりました。ありがとうございました。
志賀 恭子(第16期)
子どもたちが制作した「モザイクアート」
『愛を贈る』をテーマに、360人の子どもたち一人ひとりが18cm四方の色紙に愛を込めてメッセージを書き入れ、それを組み合わせました。横浜開港祭に出展されたあと、贈られました。